縫合の事をドイツ語でNaht(ナート)といいます。 今回は手術の際、メスで切ったら縫い合わせることは必要な糸について紹介します。 「溶ける糸で縫った!」 一般の人でも聞いたことがありますよね。 私が小学生の頃、友達が盲腸・・・
「看護技術」の記事一覧(2 / 11ページ目)
クロスマッチ(交差適合試験)のやり方、スピッツの色
血液型検査とクロスマッチは、赤血球を使用して検査します。そのため遠心分離後に赤血球が分離剤の下になってしまう「分離剤入り採血管」は使用しません。 最近では自動血液型判定機(抗凝固剤入りのスピッツの全血を用います)の導入に・・・
クロルヘキシジンとアルコール消毒の違い
クロルヘキシジンとアルコールと共通点 皮膚に対する刺激性はどちらも低い 殺菌力は細菌に対しては基本的に同じ 比較的、安定していてどちらも使いやすい消毒薬 クロルヘキシジンとアルコールとの違い 消毒の即効性がない ・クロル・・・
日本麻酔科学会推奨のキシロカイン限度量(極量)とは?
麻酔の効果をよくするために麻酔の量を増やせばいいものではありません。 麻酔が効かないからといって量を気にせず使っていいわけではありません。患者さんが局所麻酔などで痛がっている場合どんどん痛み止めであるキシロカインを追加し・・・
BNPの採血管はうす紫色の血算,基準値、心不全のマーカー
BNPとは? BNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)とは、心室から分泌されるアミノ酸からなるホルモンです。 BNPの役割、はたらき そのホルモンの役割としては… ・強力なナトリウム利尿作用 ・血管拡張作用 ・・・
採血で溶血(+)と混濁(1+)になる原因
溶血とは? 「溶血(ようけつ)」って高校の生物の授業でも習いましたね。 溶血とは、赤血球が壊れている状態です。つまり細胞の体積が増えすぎると赤血球の膜が破れて、中のヘモグロビンが流出する事を言います。 そのため検査結果は・・・
血糖・HbA1cは灰色の採血管(糖尿検査)
HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)と血糖は糖尿病であるか診断するために参考となる数値です。 採血管は、灰色のスピッツです。 灰色のスピッツはこの糖尿病か調べる血糖とヘモグロビンA1cでしか使いません。 よく採血管で・・・
耳が悪い方におすすめな電子聴診器とは?
耳が悪い方におすすめな電子聴診器とは? 耳が悪い方でどうしても聴診が難しという方であれば電子聴診器というものがあります。電子聴診器は内蔵アンプによって音を増幅させるため、心臓や肺の音がさらに聴き取りやすくなります。ただし・・・
ステリクロンW液とR液の違いは?
ステリクロンという名の由来はSterilize(消毒する)とクロルヘキシジングルコン酸塩からステリクロンという名がついた消毒液です。 ステリクロンW液とR液の違いは? この2液の違いは色の違いと非イオン性界面活性剤(ポリ・・・
クロルヘキシジン消毒液の注意点、規制について
クロルヘキシジンとは? クロルヘキシジンは低水準消毒薬といわれ、*抗菌スペクトルが狭く消毒の効果がある菌が特定されています。 (*抗菌スペクトルとは、どれだけその消毒薬が菌に対して消毒の効果があるかのこと) 消毒効果があ・・・