看護師の求人て売り手市場で実際ライフワークとしてやっていくにはベストチョイスだと自負しています。若い頃は夢や好奇心があって色んな事に挑戦するのがむしろいい事だと思っていたけれど人間を取るにつれ出来ることしか出来なくなるし、出来ることを無理しないでやる様になって行くのでしょうか?そんな気持ちでいた時に病院からクリニックに求人がでており応募して見ました。看護師になって約10年の経験もあり、クリニックの業務なら看護師の転職としては業務の内容もそんなに高度な知識を求められるものでもないだろうし日々穏やかな気持ちで仕事に打ち込めるのではないかと思っていました。最初、院長先生も歳が近く、穏やかな方の様な印象を受け、クリニックもキレイで清潔
感もあるし好印象で面接を終えて、その結果採用して頂くことになりました。その時点では看護師が私のみであとはパートの事務員のみでしばらくやって行くということだった
のでそのつもりで頑張ろうと思っていました。最近ではクリニックも電子カルテでが導入されているので、保険証の受付やレセプトのチェックや処方箋発行もとってもスムーズに出来て、はっきり言ってこんな便利なものがあるなら医療事務や処方箋発行って従来の手作業の事務作業にかかる時間や労力の半分以下で済むんじゃないかと思うほどのシステムの充実ぶりに関心していました。ところが、どんな便利な電子カルテも使う人がの技量まではフォローしてくれないのが現実で、院長や事務員が電子カルテでトラブルたびに機嫌が悪くなり、クリニック内の雰囲気がとっても悪くなるのです。これに気がついてからはなるべく刺激しないように、フォローするように走り回りましたが、それを一人でやっていたので次第にストレスになっていき自分でも不安になっていきました。看護師の転職の失敗ってこういうクリニックの場合は事務作業の尻拭いに追われる事を考慮していなかった事にもあったのかも知れません。パートの事務員は何があっても私達には関係ありませんよって言う無責任な笑顔だけは絶やさず、院長先生は様子見てきてよ、それが仕事でしょ、と言わんばかりに不機嫌を隠さないし、もしかして、こんなに人間関係の良くないとこって珍しいんじゃないか?失敗した?でも、まだ半年しか経ってないし私が悪いのか?あんまり細かいこと言うと雰囲気壊悪くなるし、どうすれはいいんだろう?と悩みました。院長先生は気に入らない事があると、事務員や患者に私に納得してもらえるように説明してきてよ、とか電話して確認してよ、とかご自分の言い辛い所を私に話しを振るので、パートの事務員にもすっかりキツイ看護としか思われていないに違いないけど、間に入って何をどう言ってもいい風にはとられない事も承知してたので常に現実処理におわれつつ何とか仕事が毎日無事に終わればいいかなと思って過ごしていました。そもそも、狭い人間関係の職場で人のアラ探しして雰囲気が良くなる訳がないのに…とは思いつつ、締め付けのキツさに相談する相手も愚痴をこぼす同僚もおらず、怒らせないように気をつける事だけ考えていましたが、結局看護師なんて何処でも仕事あるんだからいいじゃないですか、と事務員に言葉を放たれ、毎日、朝から挨拶もしないし、パートの事務員さんて社会的弱者なのか、スゴイ強い人達なのかどっちなの?と逆に聞きたくなりました。言いずらい事を何かにつけ言わされるのも辛かったし、事務員さんの無神経さにも呆れました。何しに来てるんだろう、人を振り回す人って何か違う気がします。この事をキッカケに、一生懸命やればいいってものでもない事がわかったので、誰が悪い訳でもないので、図太い人が残るといった類いの話しなんだろうと解釈しました。狭い所で働くにはあまり気にしない人が良いのかもしれません。クリニックの人間関係のの大切さが良くわかりました。