「看護師やめてやる」
「仕事できないし、看護師向いていない」
そんなことを考えていませんか?
そう思い悩んでいる看護師は多いですよ。
自分一人だけじゃありません。安心して、深呼吸してゆっくり考えてみましょう。
新人看護師の場合
新人であればできないことがあっても仕方がないです。
できる看護師も入職してまもないころは注射や採血もうまくいかなったでしょうし、看護師になったばかりは知識があっても実際に行動できないということも多くあります。教科書通りでないことも多々ありますので1年は最低でも「辞めたい」「看護師に向いていいない」絶対無理と思いながらでも頑張ってみることをおすすめします。
でも、本当にやめたく精神的にもおかしくなっているのであれば無理なら仕事が楽な看護師の職場もあるのでその場合は転職してみてもいいかと思います。
できない、落ちこぼれ、使えない看護師の原因
そもそも原因があって、できない理由があって、要領が悪い看護師になっているかもしれません。
- 注意不足
- 理解するのに時間がかかる
- 先輩看護師に(誰かに)質問するのが苦手
- 後先を考えない
- 観察力がない
- 仕事に集中していない
- 要点を抑えてない
どうだろうか思いあたる節があるのではないだろうか?
看護師ができない、向いていないと思う人が多いだろうができないにはできない理由があります。
そのため、その理由がその原因や癖に応じた行動をとる必要があります。
もしかして、発達障害?アスペルガー?
ないだろ?って思っていても結構この障害な人いるみたいです。
100人に数人の割合で発達障害がいるようですし、人口比で1~11%などと絶対ありえないってことはないです。
私の知り合いにもいましたし、母親のヘルパーの職場でもいましたし、この割合だと珍しくないです。
看護師の働く環境は様々あります!
いろんな病院やクリニックがあります。
人間関係も様々で、同期も、上司、先輩、後輩と出会う看護師はその職場によっていろいろです。
現在働いてる職場で仕事ができなくても、他でしっかり看護師として働ける可能性は十分にあります!
本当に仕事ができないという看護師の場合
先輩看護師や同僚、先生から「あなたは仕事ができない」「なんでできないの」「どうしてできないの?」「何回も同じこと聞かないでよ」「給料泥棒だ」といわれる看護師もいるかと思います。
そんなことを言う人の話を聞かなくていいと思いますが、言われたら傷つきますよね。
自分でも思い悩んでいるならなおさらです。
この場合、精神的にもストレスを大きく抱えていることが多いです。
そのため、無理せず誰かに相談していみるといいでしょう。
また、その仕事ができない理由は絶対あるので考えてみてください。
本当にだめなら、看護師やめたり、転職という道もありますよ!
転職を何回もくりかえしてしまう理由
転職を繰り返す方は本当に多いです。
転職は必ずしもいいものとは限らず後悔する方も多いです。
そのため、転職を繰りかえしてまう理由を考えてみましょう。
- 同じ失敗を繰り返している
- 確認不足
- 注意散漫
- 過去に失敗したことを忘れている
- 失敗したミスや自分の行動に責任を持っていない。
おすすめは、どんなことでミスをしているか?どんなことで怒られるか?時間がかかっているか?を毎日考えてみましょう。
「仕事が」できない、落ちこぼれ、使えない看護師についてのアドバイス
「できない看護師」もしもあなたが先輩看護師や上司からそう言われてしまったら、職場を変わることが一つの解決になるかもしれません。
看護師を志し、必死に国家試験の勉強して合格したのです。何か小さな失敗をしてしまったり、「できない看護師」と言われてもくじけることはありません。
人間だれにも向き不向きはあります。でも、ここまでの道のりを乗り越えてこられたということは看護師に向いているのです。
しかし、看護師といってもその仕事内容は多様です。
一番就職先として多い総合病院の中だけでも様々な科があり、病棟、外来、手術室などの部署によっても仕事の内容は全くと言っていいほど違います。
院内で異動すること、病院を変わること、どちらもあなたの選択肢なのです。
看護師不足で忙しい一方、ありがたいことに現在の看護師を取り巻くこの環境は看護師にとっては転職に有利で、どこの病院でもたいていは就職に失敗することはありません。
とは言え、はじめての転職はとても不安ですし、勇気のいることです。
日本では長く務めることが素晴らしい、すぐに仕事を辞めてしまう人は我慢ができない人、といった雰囲気があるので、転職を繰り返すと自分自身にも不利になるのでは。そう思ってしまうのもわかります。
しかし医療の世界は違うのです。
海外では、たくさんの企業でいろいろな知識や経験を得た人の方が転職に強く、みんな転職を重ねるたびに少しずつキャリアアップしていきます。
医療の世界はそれと似ていて、医師は自分の専門のスキルを磨くために病院を変わりますし、現在活躍されているされている看護部長さん達のほとんどが3~4病院の転職を経験されています。
つまり、看護師の転職はマイナスではないと言うことです。
今勤めている神経内科病棟は希望して配属されたけれど、実際に働いてみると想像していたもの違った。小児科に興味があるけれど、当院には小児科がない。
それなら病院を変わればいいのです。
消化器外科で月5回の夜勤をしている。消化器は最も興味のある分野でもっと勉強をしたいけれど、先輩との人間関係や長時間の勤務時間が自分には合わない。
それら他の病院の消化器外科に転職すればいいのです。
妊娠を希望しているのであまりハードワークはしたくないし、風邪や感染症をもらいたくない。
それなら検診業務や治験、コールセンターなど、病気の人と関わらない仕事もあります。
自分で病院の求人を探すのもいいですし、看護師の転職を手伝ってくれる会社もあり、そのような会社はインターネットには載っていない求人も持っています。
辛く楽しくない職場で働いていてもいい看護はできません。
あなたが笑顔で楽しく仕事をしていることが、患者さんの力になることもあることを忘れないでください。
「仕事が」できない、落ちこぼれ、使えない看護師の原因
約90%が女性である看護職では、誰もが一度はぶつかる人間関係。そして男性看護師はまた違う居づらさを感じることでしょう。
また男女関係なく、必ずといっていいほどどこの病棟、部署に「できる人」と「できない人」と呼ばれるスタッフがいます。
「できない人」というのは一体どのような人なのでしょうか。
「できない人」と呼ばれるきっかけは、仕事が遅い、説明したのにできていない、間違ったことをしている、など様々です。
では「できる人」はどうでしょう。
先輩の話をすぐに理解して行動に起こせる、仕事を片付けるのが早い、看護技術が上手。
こういった人達です。
「できない人」と呼ばれるのは新人や新しスタッフがほとんどで、呼ぶのは決まって先輩です。
しかし「できる人」は新人の中にもいますが、先輩達の中にもそう呼ばれる人はいます。
人間は他人と比較して自分の価値を確かめたり、集団の中にいる人をみて無意識のうちにその集団内の優劣を付けてしまうことがあります。
例えば30人がダンスをしていて、バシっとそろっているダンスには誰もが目を奪われますが、その中で1人違う動きをしているととても目立ちます。
30人に同じ問題を解いてもらうと、満点の人もいれば10点の人もいるでしょう。
社会に出ると、時には競争も必要ですし、他人と比較することは全て悪いことではありませんが、看護の仕事のように数値で表し比較できないこともあります。
今いる環境では「できない人」でも、違う環境に身を置けば「できる人」に変わることもあります。
また違う立場の人から見ると、その人は「できる人」になることもあります。
「できない人」と言われると、誰もが悲しい気持ちになり、やる気を失ってしまうことでしょう。
でも「できない」というのは、あくまでその場、その人にとってであり、あなた自身の人格ではありません。
「できない」と言われてしまう原因はあなたではなく、環境が合わないだけかもしれません。
人間は誰にでも長所と短所があります。
「できない人」を見つけ出してそう言ってしまう人は、その人の「できるところ」に着目できていないのです。
また「できない人」というのは、その場に馴染めていない人が多いです。
慣れていないということが原因なら、時間が解決してくれることもあります。
しかし、あなた自身は頑張って努力している、日々成長をしているにも関わらず「できない人」レッテルを張られてしまっているなら、原因はその環境にあるかもしれません。
そこで「できる人」と認めてもらうまで頑張るのもいいですし、思い切って環境を変えてもいいと思います。
「仕事が」できない、落ちこぼれ、使えない看護師の体験談
ある新人看護師は救急や手術室の仕事に憧れをもっていましたが、入職時のアンケートには「外科希望」と書きました。それは彼女自身、自分が看護師としてやっていけるか不安で、まずは病棟で勉強してからでもいいのでは、と思ったからです。
配属先は形成外科。外科と言っても彼女が想像していた消化器外科や脳外科ではなく、美容目的や先天性奇形の手術をする病棟でした。
彼女にとっては全く興味のない分野です。
希望通り手術室や救急外来に配属された友達の話をうらやましそう聞きながら、それでもいつか自分にもチャンスが巡ってくるはず、ここで看護の基礎を学ぼう、と前向きでした。
形成外科病棟に配属されたのは4年生大学卒の子、准看護師から正看護師になった子、そして短大卒の彼女です。
そこではじめに言われたのが「大卒2人、今年はできない子が2人もきたね」
つまり、准看護師として実践の経験があり、実習も多かった子は即戦力。
大学卒は一から教えないといけない、という考え方だったのです。
そしてその言葉の通り、彼女はすぐに「できない子」と呼ばれるようになりました。
彼女は患者さんにはとても丁寧です。でもその丁寧さから、何でも時間がかかり「患者さんのことろに帰ってこないできない子」となってしまったのです。
患者さんの話もゆっくり聞きたい、でも先輩に怒られたくない。
そんな葛藤を持ちながら1年が過ぎ、また新しい看護師が入ってきました。
これで「できない子」から逃れられる、と思っていたけれど、その後も「何でできないの?」と毎日のように言われていました。
あまり楽しいとは思えない仕事をする中で「やっぱり私は救急看護がやりたい」と彼女は強く思うようになりました。
そして勇気を出してそのことを上司と先輩に伝えたのです。
すると意外な反応が返ってきました。
「あなたには無理!」「こんなにのろまなのに救急なんてできるはずがないよ」と大笑いされたのです。
恥ずかしくなって、悲しくて、悔しくて、涙が出てきました。
でも一人だけ、3次救急を経験したことのある先輩が「私は向いていると思うよ。がんばってごらん」そう言ってくれたのです。
形成病棟しか経験のない先輩に、どうして私は救急に向いてないなんて分かるのか、いつか成功して見返してやる、彼女はただ一人応援してくれた先輩の言葉を心の支えに転職しました。
3次救急の病院では、毎日頑張って勉強し、今はICUで主任を勤めています。
上司からもスタッフからも信頼される「できる主任さん」です。
ICUのスタッフは、彼女が以前「できない子」と言われていたなんて信じられないでしょう。
「できない人」は環境を変えること、自分に適した場所に移ることで「できる人」になれるチャンスがあると思います。
看護師を頑張りたい看護師にアドバイス
いろんな経験を積み重ねて成長していくものだと思います。
まずは自分のやりたい事にチャレンジしてみる事がいいと思います。
やらずに後悔するよりもね。
時間は充分あるし年齢なんて関係ないと思います、経験もあり
年齢も高いけど人間的に尊敬出来ない方もいますし、その逆も
ありますよ、いろいろあるけど一度の人生悔いなく生きていきましょう。