なぜ面接で服装が大事なのか?
第一印象で人の印象は9割決まってしまいます。
そのため、面接の内容も大事ですが服装も大事なのです。
採用する看護師とは、一緒に働き、看護師として患者の前に立つ仕事ですので一人一人の看護師が病院の看板にもなります。そのため個性的だったり、だらしない服装はいい印象は与えません。
看護師であれば「清潔感があり、見た目に気をくばっている」という印象を与えられるように身だしなみは整えます。
「看護師として清潔感のある身だしなみかどうか?」
「社会人として場をわきまえてスーツを着こなせているか?」
を面接官はみていますので以下のポイントに気をつけて
好印象な服装で面接に臨みましょう!
服装の注意するポイント
・必ずクリーニングに出しておくかアイロンをかける
・汚れやシワが無いかチェックする
・服装やメイクがあまりにも印象に残ってしまうのはマイナスポイント
できるだけきちんとした印象を与えられるようにします。
服装・身だしなみの注意点
女性
髪型
- 就活のときほど厳しく考える必要はないものの、お辞儀をしたときに顔に掛かったり、スーツの前襟が髪で隠れたりはNG
- 前髪は目に掛かるようなら分けること。
- 横分けにしてピンで止めると落ちにくいです。
- ボサボサ髪も当然NG。
- 髪が長い場合は、耳と目がみえるようにし一つに結ぶ
- 髪は派手ではない黒や紺のシンプルなデザインのリボンのついたゴムなどで結ぶのもよい
- 髪が短い場合は、肩につかない長さであればよいが肩にかかる場合はできるだけ一つに結ぶ
- 髪の色はできるだけ自然な色で明るすぎないカラーのトーンは8までくらいがよい。
- 一般的に望ましいとされるのは黒、許容されて落ち着いた色のダークブラウンまで、ということが多いでしょう。職場ではOKでも、明るい髪の色をしている場合は、一時的に黒く染め直すのが無難です。
メイク・化粧
健康な雰囲気と清潔感があるように見えるようなナチュラルメイクにします。
*普段は看護師として働く時はしないという方でも「ファンデーション、チーク、眉、口紅、できればアイシャドウ」はしましょう。)
方法・ポイント
- 普段よりもナチュラルメイクを心がける。
- チークやリップで血色の良い印象に見せると良い。
- 目元はピンク系や無難な茶系
- 口元はピンクまたはオレンジ系
- 唇がてかてかのグロスや濃いアイメイク、つけまつげは避けた方がよい。
- まったくしないのも社会人としては失礼
匂い
面接室は密室です。事前に煙草を吸ったり、香水を付けていると、その香りは面接官に確実に届きます。タバコはもちろんですが、柔軟剤や整髪料にも気をつけましょう。スーツを着たら、煙草は面接終了後まではガマンするのがベター。また、香水の香りは好みがわかれるため、いくら良い香りと思っても、できるだけ付けない方が無難です。どうしても、スーツが匂いが気になるのであればファブリーズしておきましょう。また、口臭を予防する意味でも、必ず歯を磨いて面接にのぞみましょう。
匂いの確認ポイント
- 口臭(歯磨き、ミントタブレットなど)
- 服の匂い
- 頭皮
- 体臭の匂いに気をつける
- 香水ではなくファブリーズなどを服やカバンにする
スーツ
- 色は紺・黒のスーツが基本
- パンツスーツでもよい
- 女性の場合はパンツよりはスカートが良い印象はありますがどちらでもよい
- スカートの場合は膝丈で膝の真ん中から少しだけ上に来るくらいが最も綺麗に見えると言われている
画像は青木のHPより
*しまむらはスーツが安いです。
転職時にしか使わないことも多いため安くてもいいかもしれません。
スーツのシワ
女性のスーツはタイトなものが多いため、背中や肘、膝裏といった可動部には特にシワが寄りやすいです。鏡でしっかり確認をして、必要であればアイロンを掛けておきましょう。また、腿に輪状の横ジワができている場合は、パンツが太ももに対してピチピチすぎる印。別のスーツに替えるか、セットのスカートに切り替えましょう。
panaspnicHPより引用(カルル 約5000円)
ブラウス・シャツ
色は白で襟付きが基本です。
- 薄いピンクでも可だが、多くの人が白なため白が無難。
- フリルなどの派手なデザインや柄物よりかはシンプルなシャツの方が好まれる印象が多い。
- ボタンは1つくらいであれば開けててよい。
ストッキング
色や柄のない、ナチュラルカラーがよい
伝線したときのために替えを用意
アクセサリー
- アクセサリーをつけるなら、結婚指輪のみがよい
- ピアスやネックレスはもちろん、ブレスレットなどは、どんなにシンプルなものでも外す方がよい
ネイル、爪
- 医療業界ですので、ネイルは厳禁。
- 長すぎる爪や、付け爪、ネイルアート、派手なマニキュアもだめで透明でもしない方がよい。
- 長さは、指先から3~5ミリ程度出ているのが最も綺麗である。
- 深爪のしすぎにも注意。
バッグ
- 色は紺・黒が基本。
- 履歴書、職務経歴書、看護師免許などの持ち込みは必要ない場合でも病院のパンフレットを渡されることもあるのでA4サイズ程度の大きさがよい。
- ブランドバッグでもよいがあまりにハイブランドはNG(コーチなどシンプルなデザインであれば可)
靴
- 黒い低めのパンプスで、ヒールの高さは高くても4cmがよい。
- 身だしなみは足元からとよばれるのでボロボロになってたり、ない場合は購入した方がよい。
- また、面接でよく歩くので歩きやすい靴がよいです。
- 汚れもないかも確認しておきましょう。
- ピンヒール、ブーツ、サンダルやミュールはダメ。
- パンプスで黒でもテカリのあるものもNG。
- 歩いたときにカツカツ音がするものもNG。
男性
髪型
- 派手な髪形や伸び放題のパーマやカット、寝癖、フケは厳禁。
- 髪色は男性の場合は黒がよい。
ひげ
- ひげはきちんと剃る。
- 男性の場合は鼻毛が伸びていないか気をつける。
スーツ
- 色は紺・黒などが基本。
- パンツは、特にアイロンで折り目をきちんとつけているもの。
シャツ
- 色は白が基本首回りのサイズが合っているものを選ぶ。
- アイロンがけもしっかりする。
ネクタイ
- 派手すぎない色が無難で青や紺が好まれる
- 無地または小さめの柄のものがよい(水玉やストライプ、チェックでもよい)
バッグ
- 色は紺・黒が基本。
- 履歴書、職務経歴書、看護師免許などの持ち込みは必要ない場合でも病院のパンフレットを渡されることもあるのでA4サイズ程度の大きさがよい。
- リュックサックはNG。
靴
- 靴は黒などシンプルな革靴がよい。
- しっかり磨き、汚れがないもの。
- なるべく、ベルトの色と靴の色を合わせるのが基本で黒がよい。
靴下
- 靴下はスーツの色に合わせて、黒や紺など濃い色がよい。
- 柄物は避ける。
- 短い靴下で、椅子に座ったときに足がみえるのはNG。
防寒対策
- ホッカイロ
- ヒーテック
- コート羽織る
- マフラー
- 手袋
夏の暑さ対策
- 夏場でもジャケット着用が基本。
- 移動中は脱いでおき、面接場所に入る前には着ること。
*私は汗かきなので夏は半袖のシャツにしました。汗かきの方でしたら、半袖でも脱がなければ構わないと思います。一度、夏に長袖を着ていたら暑くてどうしようもなかったです。
新卒ではないがリクルートスーツでもいいのか?
問題ないかと思います。一般企業であればリクルートスーツはNGですが看護師であれば面接で着るのみですのでわざわざ買う必要はないかと思います。
なるべくでしたら、セットスーツであれば尚いいです。
マーメイド型よりタイト型のスカートがいいです。
ヒラヒラフリフリのブラウスや、高いヒール、おしゃれ靴で面接に履く方はたまにいますが避けた方がいいです。
黒のストッキングでもよいか?
やはりベージュのストッキングがいいです。
病院見学にスーツは着て行くべきか?
できれば、スーツがいいです。
クリニックの面接はスーツを着て行くべきか?
できれば、スーツがいいです。
看護師パートの面接はスーツを着て行くべきか?
できれば、スーツがいいです。
病院など面接する側から「面接は私服でよい。」と言われた場合の服装は?
できれば、スーツがいいです。
やはり、私服よりスーツの方が印象はよくなることが間違いないです。
どうしてもスーツでなければならない?
スーツが用意できない、購入するお金がないという方もいるかと思います。
できれば、用意しておいた方がよいのですがそういう場合は…
・下は黒や紺のタイトなスカート
・上は白いシャツに黒や紺のジャケット
・ベージュストッキング
がよいです。
それもなければできるだけ、きれいめな服装をきましょう。
見た目だけが重要ではありませんが、見た目で判断されることもありますのでそのせいで面接に落ちるということもあります。
スーツ購入がおすすめな理由
第一希望の転職先にどうしても受かりたいという場合は服装の印象が悪いせいで面接に受からないというのはもったいないです。
第一印象は大切ですのでしっかり面接にあった服装選びをしましょう。