看護師が転職して慣れるまでとはやく慣れるコツは?
例えどんなに看護師としての経験が長かったとしても、転職をして新しい病院で働く事になれば戸惑う事も多いでしょう。慣れるまでには、少なくとも1ヶ月~3ヶ月は掛かると覚悟しておきましょう。
逆に、1週間、2週間で新しい職場に慣れる事が出来ないと悩む必要はないという事です。
でも、出来るだけ早く慣れる様に工夫する事は大切です。では、少しでも早く慣れるコツにはどんなものがあるのでしょう。
まずは「今までのルールはリセットする」ということです。病院によってルールであったり、やり方は全く異なります。自分では良かれと思ってやった事が新しい職場ではNGな事もあるのです。
ですから、前の職場で覚えたルールは一度全てリセットしましょう。そうする事で新しい職場のルールや仕事が覚えやすくなります。
少しでも早くルールを覚える、仕事を覚える事が職場に馴染む一番のコツです。
仕事を覚える為には、分からない事はそのままにしない、こまめにメモをとることもポイントです。
そして「挨拶やコミュニケーションはしっかりととる」事も大切です。早く馴染む為には、仕事を覚える事も大切ですが、人間関係もとても大切になります。
そのためには、やはり挨拶は必ず自分から、そしてコミュニケーションも積極的にとる事がポイントです。
コミュニケーションをとる上では、看護師としての経験年数や年齢に関係なく、転職先では新人であるという立場を忘れずに人と接しましょう。
職場のルール、そして仕事内容を覚え、人間関係を円滑にする事に加えて「病院の構造を覚える」という事も重要です。
特に規模の大きな病院に早く慣れる為には、とても大切な事になります。
構造を覚える事で、作業の効率が圧倒的にあがります。
看護師の転職履歴書の写真について(サイズ・服装・メイクについて)
転職履歴書の写真
看護師として転職する際に必ず必要になるのは、履歴書に使用する証明写真です。
まず、履歴書に使用する写真のサイズは使用する履歴書の写真枠に合わせる事が大切です。写真枠より小さくても大きくてもイメージが良くありません。
写真枠は4.0cm×3.0cm、もしくは4.5cm×3.5cmが一般的ですから証明写真のサイズもそれに合わせましょう。
また履歴書に使用する証明写真は、メイクや服装などにも気を配ってください。
特に看護師という職業がら、メイクも服装も清潔感が大切になります。
看護師の転職履歴書の写真の化粧
メイクはアイメイクよりも、肌の透明感と明るさを意識して健康的に仕上げる事がポイントです。
ケバケバしいメイクはいけませんが、ノーメイクで不健康そうに見えるのもNGです。
目の下のクマや口角の陰はコンシーラーで消して、チークで顔色をパッと明るく見せましょう。
看護師の転職履歴書の服装
服装は、スーツにしましょう。スーツの色は黒または濃紺がベストです。中のシャツは白がオススメ。ボタンはしっかりと留める事も忘れないでくださいね。
転職履歴書の写真を撮る時のコツ
また、写真館ではなく証明写真撮影機を使用して証明写真を撮る時のコツを紹介します。
それは、膝の上に白いハンカチを広げて撮影する事です膝の上の白いハンカチがレフ板の効果を発揮して写りが良くなるんですよ。
そして、証明写真は首から上ではなく胸から上の写真を使うようにしてくださいね。こうしたポイントを守れば、証明写真は何も怖くありません。
転職して初出勤の持ち物と気をつけるポイントとは?
転職して初出勤の時は遅刻は厳禁ですが、もちろん忘れ物もいけません。
出勤初日には、何を持っていけば良いのでしょうか。
看護師という職業は、普通の私服で働くという事はありませんね。ですから、ナース服などのユニフォームや上履きは必須です。
自分で用意する場合と支給される場合がありますが、自分で用意する場合は病院の規定に沿ったナース服や上履きを用意して持って行く必要がありますね。
その他には、ペンライトや聴診器など業務に使用するアイテムも持って行く必要があります。これも病院側が支給してくれる場合と、自分で用意する場合があります。何を用意すれば良いのか、持ち物に関しては転職する病院へしっかりと問い合わせておきたいものですね。
またその他にも出勤初日には、様々な書類が必要になります。例えば源泉徴収票や通帳、年金手帳、住民票などを持って行かなければいけない事が多いでしょう。
これらの必要書類は、通常採用となった際に持参する旨を伝えられるはずです。
絶対に欠かせないものなので、これも何を持っていけば良いのか正確に確認しておく必要があります。
シヤチハタ以外の印鑑も持参するようにしましょう。
そして、筆記用具、メモ帳も持って行くと安心です。メモ帳はポケットに入るサイズがベストです。言われたこと、重要なことはサッとメモする為に必要になりますよ。
また、出勤初日の持ち物として菓子折りを持参するべきかどうか悩むケースが多いでしょう。これは絶対に必要なものではありませんし、初日に菓子折りを持参するかどうかは賛否両論なんです。
ですから、これは自己判断しかないでしょう。
ただ、もし持参する場合はあまり高すぎる菓子折りは逆に良くありません。
価格よりも、数の方が大切になります。
個人病院などスタッフの少ない職場なら、全員に行き渡るように菓子折りを持参しても良いかもしれませんね。
看護師転職に必要な書類
看護師が転職をする際にはいくつもの書類が必要になってきます。
病院によって、必要な書類も違う事がありますが一般的なものは以下の通りです。
1.履歴書と職務履歴書
履歴書や職務履歴書は、応募の際に必要になります。
最近はパソコンを利用して履歴書を作成するケースもありますが出来れば、手書きがオススメです。
ただその際は、見やすいように心掛けること、書き間違いや書きこぼれがないかよく確認しましょう。
2.看護師免許のコピー
これも看護師として転職する際には必須の書類です。
これがなければ、本当に看護師としての資格があるか判断する事は出来ませんよね。
ですから、看護師免許のコピーも必要不可欠です。
3.健康診断書
1年以内に受けた健康診断書が必要になる事は非常に多いです。
看護師という職業柄、健康は働く上で欠かせないものですし、疾患の種類によっては看護業務に携われないケースもあります。
そのため健康診断書類は、転職の際に必須ということろは多くなっています。
4.卒業証明書
通常、卒業証明書は新卒の看護師が提出を求められるが多くなりますが、場合によっては転職の際にも必要になります。
どこの学校を卒業しているのか、学歴詐称などがない事を確認する為であったり、学校の系列病院へ転職する際などに求められる事があるようです。
5.看護学校時代の成績証明書
卒業証明書と同じく、病院によっては転職の際に求められる事がある書類です。
卒業した学校から貰う必要があるので、必要な場合は早めに準備しておきましょう。
看護師の転職 面接対策
看護師の転職の際の面接対策として、まず身だしなみや基本的なルールは、他の職種や新卒時採用の時の面接と変わりはありません。
控えめなメイクとすっきりとした清潔感のあるヘアスタイルとスーツを着用し、足もとはストッキングと黒のパンプスなら間違いはありません。アクセサリーやネイルは厳禁です。
そして、看護師が転職の際の面接対策としてやっておきたいのが質問の受け答えです。
必ずといって良いほど、前の病院を辞めた理由や転職の志望動機などを聞かれるでしょう。
特に気をつけたいのが、前職の勤務年数がやたらと短い場合です。
面接官からしてみると、何かトラブルがあったのか?また直ぐに辞めてしまうのではないか?などと憶測されてしまうでしょう。
そうした憶測を払拭するような回答を用意しておかなければいけませんね。
また、何故この病院を転職先に選んだのかについても聞かれるでしょう。経営理念などは、頭にいれておくべきですね。
面接対策として自分のアピールポイントもしっかりと考えておきましょう。今までどんな業務を経験して何を学んできたのか、それをこの病院でどのようにいかせるのかを具体的考えておくとスムーズに受け答えが出来るようになります。
面接ではしどろもどろにならないように、ハキハキと受け答えが出来るように練習をしておくと良いですね。
面接時に希望や質問があるかどうか問われる事も多いので、気になる事があれば事前にまとめておきましょう。