長所と短所を面接でなぜ聞かれるかというと、「自分のことをどれだけ理解し、短所があっても改善したり自分の内面と向き合っているかなどの人間力」を問われています。なので、人間すくなからず短所あるのでそれとどう向き合っているかをしっかり回答できればよいです。

短所

短所を述べた後は必ず改善策を述べるようにしましょう。私にはこういう短所があるけれど、改善策を考えているので他の職員や患者とはトラブルにはならないということを面接官にはっきりと伝えましょう。採用側は他の職員や患者とトラブルを起こす可能性のある人物は採用したいとは思わないはずです。自分には短所があるけれども、それを客観的に見ることができ自己コントロールできる人物をもとめているのです。例えば短所として正義感が強すぎることを挙げたとします。短所を述べるだけでは会社側は、正義感が強すぎるということは何か間違っていると感じた時に他の職員や患者と衝突してしまうのではないかと不安に思うでしょう。そこで、短所は正義感が強すぎることですが、患者が何か間違っていることを言ってきても患者とのトラブルを避けるために平常心で臨むようにします。と改善策を付け加えることで、面接側に安心感を与えることができます。

長所

採用側が面接時にみるポイントは、他の職員と協調性があるか、仕事を投げ出さずに責任感を持ち最後までやり遂げることができるかだと思います。学生時代の部活でエピソードなどを述べながら長所が仲間思いなところですと答えれば、協調性があることが伝わるでしょう。また学生時代に何か一貫して行ってきたエピソードを挙げれば責任感の強さが伝わるでしょう。会社が求める人物像に近い長所をあげることが面接でのポイントです。デザイン関係や美容関係など会社によっては人とは違う個性やカリスマ性を求める場合もあるでしょう。その場合はひらめきや創造力が豊かなことをアピールすることで他人とは違う個性をアピールすることができます。また学生時代にコンテストで受賞した作品などがある時は長所と合わせて述べれば素晴らしいセールスポイントになります。自分が受ける会社がどのような人材を求めているのかを徹底的にリサーチして長所を考え面接に臨みましょう。

真面目さを長所とした具体的な例文

「私の長所は真面目であることです。看護師は命にかかわることが多いので業務一つひとつに的確にできるように意識しています。なるべく決められたやり方でできるようにし、時間にもちゃんと的確に行動するように心がけて仕事をしています。

反面、看護師として働くようになってからは忙しい時には優先順位を考えて行動す
ることの必要性を感じることが多いためその際は臨機応変に対応できるように心がけています。今後、働く際も真面目さをもって医療に真剣に向き合い臨機応変に行動していきたいと考えています。」
などとこれまでの看護師としてはたらいてきて長所となるようなエピソードやイメージをまじえながら説明し、その長所をもって今後どう看護師として働いていきたいのか伝わるように話すようにしましょう。
この際、短所も話すとしたら
「頑固」などがいいかと思います。

協調性を長所とした具体的な例文

私の長所は協調性があるということです。前職では一緒に働く人の年齢は様々でした。働きはじめて、はじめて多くの時間を幅広い年代の方と働くのは最初は不安はありましたが仕事では多く方と連携して仕事をしているので自分だけではなく周囲のことを意識して何かをするようにしてきました。
私が働く際は、協調性をもちしっかりと自分の意見をもちながら行動していきたいと思います。

「優柔不断」を短所とした具体的な例文

私の短所は優柔不断なところです。物事を判断するのに慎重になりすぎてしまい、時間がかかりすぎることがあります。そのため、優先順位を考えて行動をするように努めています。