誤嚥記録

よくない書き方

S:「今日、カレーだったから食べるのが早かった」
O:入院後の食事開始より、食事は30分以上かけて摂取するように説明しているにもかかわらず、守ることができない。
A:病識がない。
P:再度説明

よい書き方

S:「今日、カレーだったから食べるのが早かった」
O:毎食、食前に食事は30分以上かけて摂取するように説明、10分で食事終了。
A:患者の習慣により、食事を食べる速さがはやいことが普通になっている。
誤嚥になるリスクを知る必要がある。
P:食事中は、1箸ごとに箸を一度を置くように説明する。誤嚥になるリスクを再度説明する。

ポイント

・oで説明や指導、注意をしたはずだがそれを守ることができない場合は
「守れない」
「できない」
ではなく、具体的にどうだったかを書く必要がある。

・説明や指導、注意を
「〜したはずだが、」
「〜しているが、」
「〜なのに」
「〜。しかし、」
というような逆説的表現の文章では客観的な情報ではなくなるので、事実だけを書く必要がある。
「〜を説明」
「〜を促す」
などと事実だけを書く。