透析3

簡単に表でまとめてみました。

血液透析(HD) 腹膜透析(CAPD)
透析をする場所 医療施設 自宅・会社など
透析に必要な時間 4~5時間/回 連続に24時間
透析による拘束時間 4~5時間/回+ 通院時間/回 交換時 (約30分/回、4~5回/日)
透析を操作する人 医療スタッフ 本人、家族
通院回数 2~3回/週 1~2回/月
手術 シャントを作る手術 カテーテルを埋め込む手術
抗凝固剤 必要あり 必要なし
透析による自覚症状 穿刺痛、血圧低下や 頭痛、吐き気など 2l透析液をお腹にはいるので
お腹が張りやすい
合併症 不均衡症候群 腹膜炎
シャント閉塞 被嚢性腹膜硬化症(EPS)
発症のおそれがある
社会復帰 可能(夜間透析) 可能(会社でバック交換)
透析中の活動 拘束される 活動出来る
感染症 必要(アクセス感染) 必要(カテーテル感染)
入 浴 透析のない日に入浴 お腹のカテーテルをカバー
するなど多少の注意が必要
毎日カテーテルの消毒が必要
スポーツ できる できる
旅行 事前に旅行先の
透析施設の予約を取る
透析液、器材の準備
食事制限 タンパク・カリウム制限
塩分・水分制限
塩分・水分制限、 タンパク制限
透析液に糖分が含まれているので、エネルギーは控えめ。
カリウムは透析液の中に出てしまうので、野菜や果物の制限は緩やかです。
その他 シャント管理 カテーテルの管理
費  用 透析の費用は1ヶ月あたり40万円前後
かかりますが、人工透析を必要とする
慢性腎不全の方は、健康保険の高額
療養費制度で、「特定疾病療養受療証」
あるいは「老人保健特定疾病療養受療証」
を取得すれば自己負担限度額を1医療機関
あたり月額1万円(高額所得者は2万円)
にする制度があります。
右記同様、健康保険の高額
療養費制度が適用され、1-2万
継続可能期間 半永久的 約5~10年