患者や患者の家族に病状を説明することを
今はICアイシーインフォームド・コンセントという。

informed consent(英語)
内容についてよく説明を受け理解した上で→informed
方針に合意する→consent

昔は、ムンテラ=患者への病状説明と言われてきた。
聞きなれすぎているため違和感は少ないのだが、和訳してみるとおかしなことに気づきます。

語源はドイツ語でmundtherapie(ムント・テラピー)

mund=口 therapie=療法である。

本当の意味は、「声掛けで患者さんを癒すこと」である。
それが、どういうわけか日本では病状説明になったらしい。
ムントテラピー → ムンテラに略されたしまった。
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それが、近年では死語になりつつあるが少し前までは当たり前のように使われてきた。

まあ、
・カップをコップ
・コークをコーラ
・coffeをコーヒー
とカタカナにしてきのだから仕方がないとも思うが