ジェネリック薬品とは?

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ジェネリック医薬品とは後発薬品とも呼ばれ、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売されるため、安価で購入することができます。
新薬を開発した製薬会社は、特許の出願をし、その薬を決められた年数独占的に製造・販売する権利が与えられます。
病院では医者も看護師もゾロと呼んでいることが多いです。

臨床試験はしてないの?ちゃんと試験はされているのか?

開発済みの薬なので、臨床試験はしていません
有効成分が規定の量含まれているか、不純物は、保存性はどうか、薬を飲んだ時の溶け方はどうか、有効成分の血中濃度はどうか、などなど。

ジェネリックを処方してもらうには?

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医者や薬剤師さんに相談すれば、変更してもらえます。

ジェネリックにするメリットはある?

薬代は、平均すると新薬の半分くらいで薬代が安く済みます

医者の4割がジェネリックを勧めないのはなぜか?

薬の有効成分は同等で同じではない
先発品と差がないだけで、バラつきもあるので、
効果が多少なりとも強かったり、弱かったりする可能性はある。
副作用がでる場合がでる可能性がある。

なぜ安いのか

新しい薬を開発するまでには100億単位の費用がかかるので、製薬会社には儲けてもらわないといけません。
その分ジェネリックは他のメーカーが特許技術を元に製造しているので開発費用がかかっていない分、安いのです。
しかし、これでも十分利益が出ています。

なぜアメリカではジェネリックが普及しているのか?

アメリカでは健康保険制度が確立されていないので医療費の負担が多いためです。
風邪くらいなら、市販薬ですませることも一般的となっています。

ジェネリックにする場合は、一度試してみて効果や副作用を確認してから服薬するのがいいかと思います。
メリットとデメリットを考慮した上で、医者と相談し薬を決めるのもいいでしょう。