膝が痛い!!なんとかしたい!!
そこで整形外科医にみてもらったら「変形性膝関節症」と診断された。
関節注射をすすめられたけど果たしていいもの?手術はすべきか?痛み止めは何が効くか?

すこしでも軽減したいって方多いと思います。

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは長年の膝関節の使用や負担、怪我などによって関節の軟骨がすり減ったことなどが原因で骨変形が生じる疾患です。変形性膝関節症は加齢に伴うものと、骨折や脱臼、半月板損傷などの外傷性の変形性膝関節症があります。特に、女性や肥満の人などに多いといわれている病気です。

治療の種類は3つ

①痛み止めなどを使用するなどの保存的な治療

保存的な治療は…
・安静
・湿布
・痛め止め
などを用いて痛みを和らげます。

さらに、膝周辺の筋力トレーニングなどによって関節の安定を図って痛みを改善していきます。

②関節への注射

水を抜く

関節注射は膝関節に溜まっている関節液を注射器で取り除くという治療法です。関節注射は炎症が続いている間は、一旦、関節液を取り除いたとしても再度たまってしまいます。

ヒアルロン酸注射

また、ヒアルロン酸注射、もしくは局所麻酔薬を混ぜたステロイド薬の注射を行う方法などもあります。

③手術

手術によって関節内の滑膜の切除をしたりすることができます。変形が比較軽度な場合には一定の効果が期待できるといわれています。重度の変形がある場合には、手術方法としては人工膝関節などを用いる手術が行われます。
の3種類です。

このように、変形性関節症の治療には痛み止めや関節注射や手術などの方法があり、患者さんの状況に合わせて用いられます。
膝の痛みやはれが長引いているという場合や、O脚やX脚などがあって正座するのが辛いといった場合には変形性関節症の可能性もあり、整形外科の受診をまずしましょう。

膝の注射は果たして有効なのか?

膝にたまった水を抜く

膝に水がたまった場合、膝の水を抜くという方法もあります。膝の水を抜いた時、濁っていたりする場合、その濁りは白血球といわれ、炎症が強いといわれています。
膝から抜いた水は通常は黄褐色透明でとろりとした粘り気があります。それは、ヒアルロン酸が主成分で、関節をよりスムーズに動かすという役割を果たしているのです。
膝が曲げられないという場合には膝の水を抜いたほうがいいといわれています。そのため、膝の水は抜いたほうがいいと考えられています。そして、抜いた水の色や濁りの様子、成分などを調べることでることができます。その結果は、診断や治療方針などに活かされます。

炎症があればステロイド剤の注射

そして、抜いた膝の水から感染などが起きていないことが分かれば炎症を抑えるための少量のステロイド剤などが用いられます。
膝の水を抜いても、しばらくするとまた溜まってしまう場合もあります。繰り返してしまう原因は炎症治癒がきちんとなされていない場合です。くせになるという話があるようですが関係ありません。
炎症を抑えるステロイド剤を用いると炎症の治療ができますので、再び水を抜かなければならないというほどたまってしまうことはあまりないのです。

膝が急に痛くなった場合にすること

膝が急に痛くなったという場合にはどうしたらいいのでしょうか?
そこで、膝が急に痛くなった場合にすることについてご紹介してみたいと思います。実際、今朝膝が痛みが強くなり、歩けない立てないから病院にきたという患者は多いです。

まずは医師の診察を受ける

膝が急に痛くなったという場合には、痛みのある状態を治療していくことが必要になります。しかし、ほとんどの場合、病院に行かずに放置していてよくなるということもあります。
そのため、膝が急に痛くなった場合にすることは、まずは病院に行くということです。病院に行くと医師の診察を受けることができます。そしてまずはレントゲン撮ることになります。そして、必要に応じて薬やリハビリや注射など治療方法をすることになります。場合によっては手術を考えないといけない場合もあります。

まずは痛みの原因を知ることが必要です。接骨院やマッサージ屋さんではレントゲンを撮ることができないため膝の内部がどうなっているかわからないまま治療をします。それにより痛みが強くなったりすることもあります。そのため、まずは医師の診察を受けることをおすすめします。