て平成20年1月、厚生労働省医政局医事課長より日本臨床検査医学会宛に、以下のような回答がされています。

衛生検査技師法(現在の臨床検査技師等に関する法律)では「臨床検査技師の業務はすべて医師の個
別的・具体的指示の下に行われる云々」と定めておりますが、これに関連して昭和 45 年 12 月 3 日付
の各都道府県あて厚生省医務局長通達(医発第 1416 号)「衛生検査技師法の一部を改正する法律等の
施行について」において、「医師の具体的な指示により臨床検査技師の行う採血は、一回あたりの採血
量が 20ml 以内であることを原則とするよう指導されたいこと」との記載がなされており、これが従
来、臨床検査技師による採血量に関する公的な基準となっておりました。
標準採血法検討委員会における、採血限度量に関する議論の中で、血液検査項目の増大に伴い、近
年、一回あたりの採血量が 20ml を超過する例が増加する傾向にあるとの指摘がなされたため、病床
数 500 以上の 4 病院について予備的な実態調査が行われました。その結果、医師の指示により臨床検
査技師が外来採血室で実施した採血のうち一回あたりの採血量が 20ml を超過する例は 3.8~10.5%程
度に及んでおり、従来の基準と医療現場における実態との乖離が明らかとなりました。論議が行われ
るなかで、この点についての厚生労働省の見解を、現時点で改めて確認してみてはいかがかとの意見
が出されたことから、厚生労働省に確認を行い、この点については日本臨床検査医学会から照会を行
うのが適当であるとの回答を得たため、日本臨床検査医学会理事会の承認を経て平成 19 年 12 月 25
日、以下のような質問状が厚生労働省医政局医事課長宛に送付されることとなりました。