初期は、特定看護師という名前であったが特定行為と名前が変更になってます。
特定行為は資格ではなく、国が法律上位置付けた制度です。厚生労働省が定める研修を受ければ、得られる看護行為です。(研修をしなないとできないので資格という意味からいえば資格ともいえますが…。)
派遣看護師でもこの研修を受けて入れば派遣先の医師から許可があればどこでもできる看護行為です。

気管挿管は特定行為ではできません

これは、前々から検討されていた行為ですが、まだ検討中のようです!
(気管挿管チューブの位置の調整はできます。挿管はできません。)
ちなみに救急隊は研修をすればできます!

特定行為の目的は高齢化社会にむけての対策

看護師が診療の補助として手順書により行う特定行為を標準化することで、今後の在宅医療などを支えていく看護師を養成していくことを目的となっています。
気管カニューレ交換などをするためだけに病院にいっていた患者や往診に来てもらっていた患者にとってはお金の負担も移動に伴う危険性などを減らせることができるようになりました。
患者の家族にとっての負担もかなり軽減されるでしょう。

特定行為の手順書!

手順書とは?

手順書は、そもそも診療行為の内容のひとつひとつの“手順”は書かれたものではないです。
看護師が手順書により行う特定行為は、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされます。そのため、そこで使用される手順書は標準的で、かつ医療の質の担保や安全性の保障されるようなものとなっています。

特定行為研修省令で決められた6項目を含むものを「特定行為の手順書」といいます。

  1. どんな患者が対象となるか?
  2. 患者の病状
  3. 診療の補助の内容
  4. 特定行為を行うときに確認事項
  5. 万が一医師が必要となった場合の連絡体制
  6. 特定行為を行った後の医師への報告方法

研修機関別!特定行為研修にかかる費用と期間

研修する施設や場所によって、かかるお金とかかる期間は違います。
通える範囲で限られてきますが、あなたにあった研修場所を探してみてください。
詳細は各研修機関のサイトや募集要項を確認してください。

大学院の修士課程した看護師

大学院の修士課程した看護師研修の詳細です。
大学院は、特定看護師を目指す方法の中で、最もハードルが高いといえます。
なぜかというと、研修期間が長く、大学卒業資格が必要となるからです。
(4年制の専門学校の卒業資格が認められる場合もあります)
また、学費も高く、入学金や授業料、実習費用などを合わせると2年間で250万円程度になります。

研修期間

2年間

応募条件

・大学卒業資格(4年制の専門学校の卒業資格が認められる場合もあり)
・看護師としての実務経験5年程度

試験内容

書類審査、筆記試験、小論文、面接

受講費用の目安

2年間で250万円程度
特定看護師を目指せる大学院は、全国で7校です。

大学の研修センターなど

大学の研修センターなどで、特定行為研修の詳細です。

研修期間

1年程度

応募条件

・看護師としての実務経験3~5年程度
・所属医療機関の推薦状

試験内容

書類審査、面接

受講費用

50万円程度
特定行為研修を行っている大学や短大は、全国で4校です。(※2016年8月時点)
大学や短大の研修センターは、働きながら学ぶことを前提としたカリキュラムになっていることが多く、仕事と両立しやすいという特徴があるんです。

病院の研修センターなど

病院の研修センターなどで、特定行為研修の詳細です。

研修期間

1年程度

応募条件

・看護師としての実務経験5年程度
・所属医療機関の推薦状

試験内容

書類審査 など

受講費用

30~50万円程度
特定行為研修を行っている病院は、全国で14施設です。(※2016年8月時点)
大学や短大と同様、病院の研修センターは、働きながら学ぶことを前提としたカリキュラムになっていることが多く、仕事と両立しやすいという特徴があります。

ちなみに、病院で行われる特定行為研修は、その病院で働いていない人でも試験を受けられることが多いです。
ただ、その病院で働いている看護師は、受講料が安くなるなど優遇される傾向があります。

たとえば、上尾中央総合病院では系列病院の職員の場合、受講料が半額になる仕組みになっています。
(参考:上尾中央総合病院 特定行為研修募集要項)

看護協会で研修

看護協会で研修の詳細です。

研修期間

6ヶ月~1年程度

応募条件

・看護師としての実務経験5年程度
・所属医療機関の推薦状
・所属機関からの受講同意書(団体によっては必要)
・認定看護師の資格保有者(日本看護協会の場合)

試験内容

書類審査、小論文、面接

受講費用

40~60万円程度

日本看護協会の特定行為研修

看護協会では、認定看護師のみを対象とした特定行為研修です。認定看護師教育課程で既に履修済みの授業科目は、それに関連する科目受講を免除となります。特徴は全講義時間の半分程度を、集合研修前のeラーニングによる遠隔授業としていること、また、連携協力体制※が確保できる場合には、自施設 での実習も可能とすることで、働きながら受講できるように通いや時間にしばられないため働きながらの研修に最適です。認定看護師の方はこちらがおすすめですね。

研修場所

日本看護協会 看護研修学校

東京都清瀬市梅園1-2-3

日本看護協会 神戸研修センター

兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1 国際開発センター4階

研修期間

春期入学コース
秋期入学コース
の2つのコース

研修できる内容

①栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連、②呼吸器(気道確保に係るもの)関連、③呼吸器(人工呼吸療法に 係るもの)関連、④呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連、⑤ろう孔管理関連、⑥栄養に係るカテーテル管 理(中心静脈カテーテル管理)関連、⑦栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管 理)関連、⑧創傷管理関連、⑨創部ドレーン管理関連、⑩動脈血液ガス分析関連、⑩感染に係る薬剤投与関連 ⑩血糖コントロールに係る薬剤投与関連、⑩循環動態に係る薬剤投与関連、⑩精神及び神経症状に係る薬剤投与関連

研修参加の合否について

第一次審査:書類審査
第二次審査:面接等(小論文含む)
第二次審査の結果は 3月に、日本看護協会公式ホームページに発表

研修参加の審査料

30,000円

研修内容

共通科目

特定看護師になるために必ず学ぶ必須科目です。
「臨床病態生理学」や「臨床薬理学」といった基礎科目を学んでいきます。

分野別科目

先ほどお話しした、21の分野から学びたい分野に関する科目を受講します。

受講料一覧
  • 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 22時間 29,000円
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 63時間 84,000円
  • 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 21時間 28,000円
  • ろう孔管理関連 48時間 64,000円
  • 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 18時間 24,000円
  • 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連 21時間 28,000円
  • 創傷管理関連 72時間 96,000円
  • 創部ドレーン管理関連 15時間 20,000円
  • 動脈血液ガス分析関連 30時間 40,000円
  • 感染に係る薬剤投与関連 63時間 84,000円
  • 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 36時間 48,000円
  • 循環動態に係る薬剤投与関連 60時間 80,000円
  • 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 57時間 76,000円

研修機関は54機関(29都道府県)

詳細は以下のようになっています。
大学院 8
大学・短大 9
大学病院 4
病院 28
医療関係団体等 5
で、54箇所で研修を行うことができます。
最新!全54の都道府県特定行為の研修機関

特定行為38項目詳細

特定行為38項目 特定行為の
経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸音、一回換気量、胸郭の上がり等)及び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)、レントゲン所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、適切な部位に位置するように、経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの深さの調整を行う。
侵襲的陽圧換気の設定の変更 医師の指示の下、手順書により、身体所見(人工呼吸器の同調、一回換気量、意識レベル等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、酸素濃度や換気様式、呼吸回数、一回換気量等の人工呼吸器の設定条件を変更する。
非侵襲的陽圧換気の設定の変更 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、気道の分泌物の量、努力呼吸の有無、意識レベル等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)の設定条件を変更する。
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(睡眠や覚醒のリズム、呼吸状態、人工呼吸器との同調等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、鎮静薬の投与量の調整を行う。
人工呼吸器からの離脱 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、一回換気量、努力呼吸の有無、意識レベル等)、検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)及び血行動態等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、人工呼吸器からの離脱(ウィーニング)を行う。
気管カニューレの交換 医師の指示の下、手順書により、気管カニューレの状態(カニューレ内の分泌物の貯留、内腔の狭窄の有無等)、身体所見(呼吸状態等)及び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、留置されている気管カニューレの交換を行う。
一時的ペースメーカの操作及び管理 医師の指示の下、手順書により、身体所見(血圧、自脈とペーシングとの調和、動悸の有無、めまい、呼吸困難感等)及び検査結果(心電図モニター所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、ペースメーカの操作及び管理を行う。
一時的ペースメーカリードの抜去 医師の指示の下、手順書により、身体所見(血圧、自脈とペーシングとの調和、動悸の有無、めまい、呼吸困難感等)及び検査結果(心電図モニター所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経静脈的に挿入され右心室内に留置されているリードを抜去する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
経皮的心肺補助装置の操作及び管理 医師の指示の下、手順書により、身体所見(挿入部の状態、末梢冷感の有無、尿量等)、血行動態(収縮期圧、肺動脈楔入圧(PCWP)、心係数(CI)、混合静脈血酸素飽和度(SvO2)、中心静脈圧(CVP)等)及び検査結果(活性化凝固時間(ACT)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経皮的心肺補助装置(PCPS)の操作及び管理を行う。
大動脈内バルーンパンピングからの離脱を行うときの補助の頻度の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(胸部症状、呼吸困難感の有無、尿量等)及び血行動態(血圧、肺動脈楔入圧(PCWP)、混合静脈血酸素飽和度(SvO2)、心係数(CI)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、大動脈内バルーンパンピング(IABP)離脱のための補助の頻度の調整を行う。
心嚢のうドレーンの抜去 医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、挿入部の状態、心タンポナーデ症状の有無等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、手術後の出血等の確認や液体等の貯留を予防するために挿入されている状況又は患者の病態が長期にわたって管理され安定している状況において、心嚢のう部へ挿入・留置されているドレーンを抜去する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及びその変更 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、エアリークの有無、排液の性状や量等)及び検査結果(レントゲン所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、吸引圧の設定及びその変更を行う。
胸腔ドレーンの抜去 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、エアリークの有無、排液の性状や量、挿入部の状態等)及び検査結果(レントゲン所見等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、手術後の出血等の確認や液体等の貯留を予防するために挿入されている状況又は患者の病態が長期にわたって管理され安定している状況において、胸腔内に挿入・留置されているドレーンを、患者の呼吸を誘導しながら抜去する。抜去部は、縫合又は結紮閉鎖する。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置され
た穿せん刺針の抜針を含む。)
医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、腹痛の程度、挿入部の状態等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、腹腔内に挿入・留置されているドレーン又は穿せん刺針を抜去する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 医師の指示の下、手順書により、身体所見(ろう孔の破たんの有無、接着部や周囲の皮膚の状態、発熱の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換を行う。
膀胱ろうカテーテルの交換 医師の指示の下、手順書により、身体所見(ろう孔の破たんの有無、接着部や周囲の皮膚の状態、発熱の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、膀胱ろうカテーテルの交換を行う。
中心静脈カテーテルの抜去 医師の指示の下、手順書により、身体所見(発熱の有無、食事摂取量等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、中心静脈に挿入されているカテーテルを引き抜き、止血するとともに、全長が抜去されたことを確認する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入 医師の指示の下、手順書により、身体所見(末梢血管の状態に基づく末梢静脈点滴実施の困難さ、食事摂取量等)及び検査結果等が医師から指示さ
れた病状の範囲にあることを確認し、超音波検査において穿せん刺静脈を選択し、経皮的に肘静脈又は上腕静脈を穿せん刺し、末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)を挿入する。
じょく瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 医師の指示の下、手順書により、身体所見(血流のない壊死組織の範囲、肉芽の形成状態、膿や滲出液の有無、 褥そう
部周囲の皮膚の発赤の程度、感染徴候の有無等)、検査結果及び使用中の薬剤等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、鎮痛が担保された状況において、血流のない遊離した壊死組織を滅菌ハサミ(剪刀)、滅菌鑷子等で取り除き、創洗浄、注射針を用いた穿せん刺による排膿等を行う。出血があった場合は圧迫止血や双極性凝固器による止血処置を行う。
創傷に対する陰圧閉鎖療法 医師の指示の下、手順書により、身体所見(創部の深さ、創部の分泌物、壊死組織の有無、発赤、腫脹、疼とう痛等)、血液検査結果及び使用中の薬剤等
が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、創面全体を被覆剤で密封し、ドレナージ管を接続し吸引装置の陰圧の設定、モード(連続、間欠吸引)選択を行う。
創部ドレーンの抜去 医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、挿入部の状態、発熱の有無等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、創部に挿入・留置されているドレーンを抜去する。抜去部は開放、ガーゼドレナージ又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
直接動脈穿刺法による採血 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、努力呼吸の有無等)及び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示さ
れた病状の範囲にあることを確認し、経皮的に橈とう骨動脈、上腕動脈、大腿
動脈等を穿刺し、動脈血を採取した後、針を抜き圧迫止血を行う。
橈骨動脈ラインの確保 医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、努力呼吸の有無、チアノーゼ等)及び検査結果(動脈血液ガス分析、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、経皮的に橈骨動脈から穿刺し、内套針に動脈血の逆流を確認後に針を進め、最終的に外套のカニューレのみを動脈内に押し進め留置する。
急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器の操作及び管理 医師の指示の下、手順書により、身体所見(血圧、体重の変化、心電図モニター所見等)、検査結果(動脈血液ガス分析、血中尿素窒素(BUN)、カリウム値等)及び循環動態等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過装置の操作及び管理を行う。
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、栄養状態等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整を行う。
脱水症状に対する輸液による補正 医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、皮膚の乾燥の程度、排尿回数、発熱の有無、口渇や倦怠感の程度等)及び検査結果(電解質等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、輸液による補正を行う。
感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 医師の指示の下、手順書により、身体所見(尿混濁の有無、発熱の程度等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、感
染徴候時の薬剤を投与する。
インスリンの投与量の調整 医師の指示の下、手順書(スライディングスケールは除く)により、身体所見(口渇、冷汗の程度、食事摂取量等)及び検査結果(血糖値等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、インスリンの投与量の調整を行う。
硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(疼痛の程度、嘔気や呼吸困難感の有無、血圧等)、術後経過(安静度の拡大等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整を行う(患者自己調節鎮痛法(PCA)を除く)。
持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(動悸の有無、尿量、血圧等)、血行動態及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中のカテコラミン(注射薬)の投与量の調整を行う。
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(口渇や倦怠感の程度、不整脈の有無、尿量等)及び検査結果(電解質、酸塩基平衡等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロール(注射薬)の投与量の調整を行う。
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(意識レベル、尿量の変化、血圧等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認
し、持続点滴中の降圧剤(注射薬)の投与量の調整を行う。
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、栄養状態、尿量、水分摂取量、不感蒸泄等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の糖質輸液、電解質輸液の投与量の調整を行う。
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(口渇、血圧、尿量、水分摂取量、不感蒸泄等)及び検査結果(電解質等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、持続点滴中の利尿剤(注射薬)の投与量の調整を行う。
抗けいれん剤の臨時の投与 医師の指示の下、手順書により、身体所見(発熱の程度、頭痛や嘔吐の有無、発作の様子等)及び既往の有無等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、抗けいれん剤を投与する。
抗精神病薬の臨時の投与 医師の指示の下、手順書により、身体所見(興奮状態の程度や継続時間、せん妄の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、抗精神病薬を投与する。
抗不安薬の臨時の投与 医師の指示の下、手順書により、身体所見(不安の程度や継続時間等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、抗不安薬を投与する。
抗癌剤その他の薬剤が血管外に漏出したときのステロイド薬の局所注射及び投与量の調整 医師の指示の下、手順書により、身体所見(穿せん
刺部位の皮膚の発赤や腫脹の程度、疼痛の有無等)及び漏出した薬剤の量等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、副腎皮質ステロイド薬(注射薬)の局所注射及び投与量の調整を行う。

厚生労働省HPより