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手術室では、看護師がCアームの操作をすることがあります。
なれていないと、イメージの画面に映っている画像を医者がみえるようにとか反転したりとか難しいですよね。
あの、重いX線防護衣着てやらないといけない。
あと、重いんですよね。
今は、軽量のものもでてきていますが、重いものは重いです。
でも、操作になれたら簡単です。
・清潔に動かして
・自分も画像みながら、医者が好きな方向から突っ込んで
・「フットスイッチは右足です」なんて言って、セッティングして
・手洗いする前に医者がX線防護衣忘れないように声かけて、術中にはいってくる人には防護衣着るように声かけて
・手術の流れをよんで
・医者がイライラしないように注意して….
いけばよいかと思います。

そもそも、看護師がやっていいのか?
技師がいるならお願いすることもありますが、技師さんも忙しいです。手術時間も何時間かかるか分からないし、そんなときは外回りの看護師が操作します。
X線だすフットスイッチを医者が踏むので良いということにはなっています。

医者からは、「じゃあ、イメージお願い」「フットスイッチどこ?」「正面」「ラテ」「側面」「もっと突っ込んで」「不潔にならないように」「反転」「画面もう少しこっち」「よし、いいよ」なんて感じで手術のペースにあわせて操作します。

「ラテ」ってはじめて聞いたときは、「え?」ってなりました….。
lateral(ラテラル)=横、側面のことです。

整形外科の手術では、骨折を一方向だけみていては整復もできません。
ピンニングやプレート固定や頸部骨折の手術とかでもよく聞かれます。
正面でみて側面でみて確認するという流れですね。

中途半端ですが、ここまで。

画像:SIEAENS
http://www.healthcare.siemens.co.jp/surgical-c-arms-and-navigation/mobile-c-arms/arcadis-variccアーム0