よくない書き方
3月4日
10時12分 点滴終了、ソリタT4 500ml+ヘパリン1万単位入り点滴追加し開始した。 看護師A
10時14分 ナースコールあり、訪室。輸液ポンプの『エラー』アラームがなっている。ポンプを確認すると、輸液セットのチューブラインがしっかりはさめていなかった。医師に報告し、残量を21時までに摘下するように指示を受けた。
看護師A
10時30分 点滴45ml/時で摘下中、本人からの苦痛の訴えは聞かれない.看護師A
良い書き方
3月4日
10時12分 点滴終了、ソリタT4 500ml+ヘパリン1万単位入り点滴追加。
流量:41ml/時、予定量:500ml/時、で開始。刺入部の腫脹、発赤もなく痛みの訴えなし 看護師A
3月4日
10時14分 アラームがなっているため訪室すると、「エラー」のアラームがなっている。ポンプを確認すると、輸液セットのチューブラインがしっかりはさめていなかった。点滴予定量残450ml、血圧129/mmhg,SPO2 98%,HR67回/分、動悸なし。
主治医Dに、6分間でヘパリン入りの点滴が約42ml滴下したこと、血圧133/65mmHg,SPO2 98%,HR68回/分、動悸ないことを報告。経過観察の指示を受けた。
点滴は、残450mlを21時まで摘下の指示を受けた。
主治医〇〇から、点滴のセットを間違えて摘下を止めてしまったことを報告する。
患者に主治医、看護師Aとともに謝罪する。
動悸や気分不快などがあれば伝えてくれるように説明した。 看護師A
3月4日
10時30分 点滴45ml/時で滴下中、動悸気分不快の訴えなし 看護師A
ポイント
・点滴の追加や変更、事故がある場合は点滴の「速度」「点滴の商品名」「点滴の容量ml」「点滴の速度や輸液ポンプの設定」「点滴刺入部に状態」「患者の状態」を記入するとよい。
・医師への報告内容を記入する
・医師からの指示を記入する。点滴内容(速度や終了時間、刺入部の状態など)を記入する。
・患者への説明内容を記入する。
・処置後(事故後)の患者の様子を記入する。
輸液ポンプが鳴る例
流量異常
滴数設定間違い
シリンジが確実にセットされていない
気泡
閉塞
液切れ
輸液が残っていない場合
輸液が残っている場合
ドアオープン
電圧低下