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以前までは、このガスについては問題視はされていなかった。
はじめに問題になったのは、腹腔鏡手術時の炭酸ガスボンベは気腹に使用されるのだが、そのガスが術中の手術室にいつスタッフ全体に影響がでると学会で発表されたからである。
そのため、フィルター付きのディスポーザブル塩化ビニル製気腹チューブがメジャーになった。
そういえば、メーカー立会いの場合はメーカー側が積極的に指導または、フットスイッチ式は踏んでくれていた。
このメーカーというのは、ジョンジョン。
腹腔鏡手術時に使われる器械は高価で、ジョンジョンが主流であるため、術者もジョンジョンの器械が気に入っているためジョンジョンがマーケットを支配している状態ではある…。

その後、電気メスも問題視されており、排気システムが装備された電気メスもある。こちらはあまり広まってはいないがエビデンスがより明確になり医療法が改定されればあっという間にかわってしまうだろう。

 

(ジョンジョン=ジョンソンエンドジョンソン)