ベンシーツ
セレシート
どちらも脳組織用の保護シートといわれるものです。
違う会社から、でていますがどちらも使う用途は同じです。
ベンシーツとセレシートとは?
・脳神経外科手術の際、生理食塩水を浸して使用し、脳組織の損傷を防ぐ、保護
用シート
・ガーゼでは、繊維がとびやすいが、繊維の脱落がほとんどなく、不純物を含まないため、脳外科や脊椎の手術の際に使われることが多い。
・厚手タイプと薄手タイプの2種類があり、さらにサイズもいくつかある。
・柔らかく柔軟性の高さとレントゲンに写りやすくX線造影性の高い
・脳表面では脳組織の保護を行う為の吸水性・クッション性に優れた厚手タイプでこちらを使うことが多いです。
・脳深部では狭い術野で視野の妨げにならない薄手タイプ。
使用方法は?
・必ず生食(滅菌生理食塩水)に十分に浸し、シートが柔らかくなったら軽くしぼって使用する
・術者にもよるが、手術野の置き忘れを防ぐため両端に糸がついているので片側の糸だけを切り、術者がとりやすいようにサイズ別にならべておく。
カウントはする必要がある?
勿論、あります。小さいサイズもあり、出血が多い場合は何百異常の枚数も沢山使用するため、いくらマイクロでみているからといって置き忘れ(遺存)するおそれがあります。
ベンシーツ・セレシートのカウント対策・方法は?
・必ず、術者が器械出しに返却する決まりがあればカウントはやや楽になります。・
・枚数は多いのである一定の枚数ごとに外回りに渡してダブルカウントをしながら数えることも多くカウントは大変です。
・器械台の上で器械だしがカウント用紙などを用い、いくつ使用しているかもチェックすることもおすすめです。
・術者、器械だし、外回りが協力してカウントする。
・術者によっては、扱いは雑で、いろいろなところに置かれてしまうことも多いので話合う必要があることもある