膀胱に挿入し、尿の排出えお促すカテーテルのこと。尿閉時など排尿が困難なとき、時間尿の測定、膀胱内の洗浄、薬物注入などの際に用いる。
バルーンを入れるのって、羞恥心に配慮しないといけなかったり、尿閉や救急外来や手術前などで使用することも多い。
そんなときに「○○持ってきて」言われたりしてそれを知らないと早く対応できないといけないことも多いのでどんな種類があるかは把握しとくべきでしょう。
手技も気をつけないといけないポイントもあります。
尿道カテーテルの種類
①ネラトンカテーテル
・ゴム製のシングル・ルーメンのカテーテルである
・膀胱内に固定するためのバルーンなはなく、シリコン製に比較して生体適合性に劣るため長期的な留置ではなく間欠的な導尿や採尿に用いられる。
*外科手術のヘルニアもうの牽引時などにも使用される
*器械管理際、先端を保護するために使われる
②フォリーカテーテル
・一番メジャーな尿道カテーテル
・持続的に膀胱に留置できるように、先端付近に膀胱内に固定するためのバルンがついている
・一般的に使用される2wayカテーテルは一方弁のついたバルブを持つバルン・ルーメンと排尿カテーテルからなる
・持続膀胱洗浄や薬物注入可能なルーメンをもつ3wayカテーテル、膀胱温が測定可能な温度センサ付きカテーテルもある
③チーマンカテーテル
・フォーリーカテーテルと比較して、コシが強く、カテーテルの先端部の先が細くなって角度がついている。
・尿道が狭い方や前立腺肥大症などの挿入の困難時に用いられる
*しかし、尿道損傷の可能性が高くなる。そのため無理にこのチーマンカテーテルを使う必要はない。
富士システムズ株式会社(http://www.fujisys.co.jp/)
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