OJT・・on the job Trainingの略です。
直訳だと仕事のトレーニングですね。
新人研修とは別で、実際に上司や先輩と実際に仕事をするなかで、業務上必要な知識・技術・技能を身につける教育訓練手法です。
新人看護師のOJTは、講義、見学・シミュレーション、臨床現場での実施の順で行なわれます。
OJTと言われてなくても、新人の頃はこのようなスタイルで仕事を慣れることが多いです。
特に手術や医療処置など、患者の命を扱う行為や患者の身体に侵襲する行為については、きちんとしたステップが必要になります。
日本の病院の約8割以上が2004年の時点でプリセプター制度を導入しています。
新人看護師(プリセプティ)に対して先輩指導者看護師(プリセプター)が教育、臨床経験をしていくトレーニングシステムというものですね。
つまり、意味は違いますが、仕事を実際にやりながら覚えるという点では同じになります。
指導者は段階ごとに新人看護師を評価し、十分な評価が得られなかった場合は1つ前の段階に戻るなどの対応くぉします。
新人看護師には、段階ごとに自分の行動を振り返り、何ができるようになり、何が課題なのかを見出すことが重要となります。