病院を退職する際に受け取るもの
①雇用保険被保険者証
雇用保険の被保険者であることを証明するもので、転職先に提出するものです。転職先が決まっていない場合は、雇用保険の失業給付に必要になります。
年金手帳にホッチキスで止めてあって気がつかない場合も多いです。
白いちいさなぺらぺらの紙です。
もし、紛失やなくしてしまった時は、以前のものを併せて、1枚に統一する手続きが必要になります。再発行の場合はハローワークで雇用保険被保険者証再交付申請書を記入する手続きが必要になります。
②年金手帳
厚生年金の加入者であることを証明するものであり、基本的に転職先に提出するものです。転職先が決まっていない場合は、自分で国民年金に加入する必要があります。
給料から年金が天引きされていたと思いますが、すぐに転職しない場合は自分で払う必要があります。
年金は大きな金額になるので給料から天引きされたほうがいいでしょう。
もし、紛失してしまった場合は、社会保険事務所で再発行できます。
③源泉徴収票
所得税の年末調整に使うためのものであり、転職先に提出するものです。
年内に就職しなかった場合は、所得税の確定申告時に使用します。
もし、1年のうちに2回転職した場合はその2枚を転職先に提出する必要があります。
年末調整がもらえない事態になったり自ら申請しに税務署に行かないといけないことになりかねません。
*知らないと二度手間になり、退職したところに問い合わせて郵送してもらったり、取りに行く必要があったりします。
退職したところにも、入社先にも迷惑をかけてしまうことになるので必ず受け取りましょう。
④離職票
退職したことを証明するもの。転職先が決まっている人は必要ないです
。決まっていない人は失業給付の受給手続きの際にハローワークに提出する。
これがないと失業給付が受給できなくなります。被保険者でなくなった日の翌日から起算して10日以内(例えば4月30日に離職した場合は5月10日が提出期限)に会社から交付されるので、期間を過ぎても交付されない場合は電話しましょう。それでももらえない場合は、ハローワークに申し出れば退職したところに催促してくれます。