さ
サーフロー:静脈留置針
採血(さいけつ):静脈・動脈などから血液検体を採取すること
再建(さいけん):手術などで失われた組織や機能を修復させること
細胞診(さいぼうしん):検体を染色して顕微鏡で観察して異型細胞等を検出すること
サイレントアスピレーション:不顕性誤嚥のことで、むせることなく誤嚥してしまうこと
サクション:吸引
サクションチューブ:吸引用の管
嗄声(させい):かすれた声
挫創(ざそう):外部からの力によって内部組織が損傷をすること
サチュレーション:血液中に溶け込んでいる酸素の量のことで酸素飽和度(SaO2)。SAT。血中酸素濃度の正常値 96%~100%酸素濃度が90%を切ってしまうと、かなり危険な状態。血中酸素濃度が70%台になると、人工呼吸が必要。血中酸素濃度が100%を超えてしまうと「過酸素」の状態
サブデュラ:硬膜下出血(subdural hemorrhage)または硬膜下血腫(subdural hematoma)X線CT上、三日月状の高吸収値を示す。単に「硬膜下」という意味で使われることもある。
サマリー:論文・病歴などを要約したもの
挫滅(ざめつ):外部からの力によって内部組織が破壊されること
作用機序(さようきじょ):薬物が人体に作用するメカニズムのこと
三活(さんかつ):三方活栓の略で、点滴ルートの途中におく注入経路を切り替えるコック
残渣(ざんさ):濾過後の残りかす
散剤(さんざい):粉末状の内服薬のこと
残滓(ざんし):残りかす
散瞳(さんどう):瞳孔が5mm以上開いている状態のこと
産瘤(さんりゅう):出産時に胎児が狭い産道で強く圧迫されることで、 胎児の頭部などがうっ血してできるやわらかなこぶ
し
シーネ:骨折時に安静を保つ為に固定ある為の板状の道具
シグモイド(sigmoid):(1)(sigmoid colonの略)S状結腸。(2)フィルムの特性曲線や、放射線生物学の線量-効果曲線など、グラフがS字を描くこと。
事故抜去(じこばっきょ):自分や他者が抜いたり、固定がしっかりしていないなど自然に抜けたりすること
自己抜去(じこばっきょ):自分で管などを抜いてしまうこと
シバリング:悪寒
シャーカステ ンレントゲン写真を見る為の電灯付きの器具
シュワンゲル:妊娠(状態)(ドイツ語schwanger)
消化態栄養剤(しょうかたいえいようざい):人工濃厚流動食の一種、経腸栄養剤
常食(じょうしょく):普通食
上部消化管(じょうぶしょうかかん):食道・胃・十二指腸のこと
徐脈(じょみゃく):不整脈の一種で、心拍数が毎分30~40回のこと
シリンジ:注射器
人工鼻(じんこうばな):気道の乾燥を防ぐために使用される。呼気時に得た水分と熱を、吸気時に放出して湿熱交換を行う医療機器。気道の乾燥を防ぐために使用されトラキベントとも呼ばれる。
浸潤(しんじゅん):癌細胞や血球、脂肪、デンプンなどが細胞や組織、器官などに侵入すること
振戦(しんせん):意識とは関係なく震えること。
シンチグラフィー:「核医学=シンチグラフィー」というイメージがあるが、実際はそうではない。核医学の中でも、取得したデータ(カウント値)を画像化して診断するものを特にシンチグラフィーと言う。従って、古典的なレノグラムや甲状腺摂取率測定、インビトロ等はシンチグラフィーとは呼ばない。
シンチグラム:核医学的検査
シンチグラム:核医学的検査。体に殆ど影響のない微量の放射線を出す薬を体内に入れて検査する。シンチグラフィで得られた画像のことです。脳血流、骨、心筋、甲状腺、腎などのシンチグラムがあります。
浸透圧比(しんとうあつひ):生理的食塩水に対する浸透圧の比
心マ(しんま):心臓マッサージ
す
スカウト:スカウト像(scout view)。CTにおける、スライス位置決め用画像のこと。
ステート:聴診器
ステる:死亡する。ドイツ語Terbenからの略。
ステルベン:死亡
ストマ:人工肛門
ストマック:胃
ストマックチューブ:胃管 Stomach Tube
スパイナル針:腰椎麻酔や硬膜外麻酔などに使用される針。外筒(外針)と内筒(内針)がある。
スポルディングの器具分類:医療器具の滅菌や消毒方法の判断基準。医療器具を使用する際の感染のリスクが基準。クリティカル、セミクリティカル、ノンクリティカルに分類される。
スリーエー:腹部大動脈瘤(AAA:abdominal aortic aneurysmの略)。アルファベットのAが3つ並ぶことからこう呼ばれる。
スループット:(患者の)回転率のこと。「スループットが良い」とは、単位時間内に行える件数が多いという意味。
スワンガンツカテーテル:中心静脈を通って、右心房・右心室・肺動脈にまで挿入されるカテーテル。
せ
生検(せいけん):生体組織検査の略で、患者の組織を採取して病理学的に検査する方法。
生理的食塩水(せいりしょくえんすい):人体の体液と等張な0.9%NaCl水溶液のこと。
咳喘息(せきぜんそく):咳が何週間も続く咳。ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴や呼吸困難。発熱を伴わず、痰も殆どないのが特徴。
セミクリティカル器具 :正常な粘膜には接触しても、血管や無菌組織には触れない器具。
セミファーラー位 :仰向けで寝て、上半身を15度から30度起こした姿勢のこと。40度ならファーラー位(半座位)、90度起こした状態は座位という。
そ
挿管(そうかん):気道を確実に確保して、肺に空気を送るために気管内に口又は鼻から管を挿入すること。
ソープ:カルテの書式の1つ。
側臥位(そくがい):横を向いた姿勢で寝ること。
ソクチュウ:側管注射のこと
ソフト食:舌で押しつぶせる程度に柔らかいが、見た目は通常の食事とほとんど変わらない介護食のこと。
ソルトフリー:塩抜き
ゾンデ:医療用に使われる管やチューブの総称。