転職にはどうしてもつきものなのが面接です。
この面接に通過して合否がもらえないと転職はできません。
いくら看護師としていい看護師だとしても面接が受からないと希望の勤務先で働けないのです。
そのため、面接の対策は重要になってきます。
しかし、構える必要ありません。
面接の流れ、決まり、聞かれることにそう変わりはないからです。
もし、違ったパターンだとしても動揺せず即答できない時は「すぐには回答できません」といったことをいえば問題ないことが多いのです。

では、面接の対策として準備しておくことをご紹介していきます。

目次

面接当日までに準備しておきたいこと

面接時の服装・身だしなみ
・面接当日の流れ
面接当日の持ち物
・面接場所までの交通機関と時間
・面接での聞かれることの受け答えの準備
・履歴書
・職務経歴書の書き方

面接当日の流れ

前日の最終確認

・面接場所までの地図、交通手段や所要時間を確認
・最終持ち物チェック
・面接でよく聞かれることはすらすら言えるようにしておく
・病院、クリニックなど面接するとこのホームページを確認

面接場所へ向かう

・身だしなみを整え、持ち物に忘れ物がないかを確認し余裕を持って出発
・公共交通機関が遅れることもあるので、余裕を持ち10分前には少なくとも到着する
・場所に不安があればもっと早く行き近くのカフェで休憩してから面接会場にいってもよい
・交通機関にあるトイレや近くのコンビニで最後の身だしなみチェックする

面接場所(病院など)に到着

・面接場所に入る前に、スーツの上にコートなど着ていれば脱いでから施設内に入ります。
・早く到着したときは、受付を済ませ待合室で座って待ちます。
・携帯電話の電源を切っておくことも忘れないようにしましょう。
受付で受付をする
・1人で面接に行く場合は受付で面接に来たことを伝え取り次いでもらうようにします。
「お忙しいところ失礼します。本日○○時に面接のしていただく、看護師の○○と申します。人事部の○○様にお取り次頂けますでしょうか?」
・転職サイトの担当者と同伴の場合は、受付はやってくれますので待ってていいです。

面接室への入り方

面接官が面接場所で待っている場合

・面接場所へ案内されたら、部屋に入る前にドアをノックをして、「どうぞ」と返事を待ち、扉を開け、「失礼します」と挨拶をしてから入室する。
・部屋に入ったら、まず一礼をします。「看護師の○○と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」と挨拶。
・「どうぞ」と言われてから左側にカバンを置き着席する。
・お辞儀をするのが面接の礼儀となっているのでしっかりと忘れず行う。

面接官が面接場所にあとからくる場合

・部屋に通されたときに面接担当者が来ていないときは、座って待つ。
・担当者が入ってきたら、起立して挨拶をする。
「看護師の○○と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」
・「どうぞ」と言われてから左側にカバンを置き着席する。
(着席するときには「失礼します」と言います。)

面接中

・背筋を伸ばし、足を揃える
・なるべく相手の目を見ながら話すとよいが、緊張する人は頭の辺りをみても人の目をみていると相手にはうつるのでなるべく見る
・明るい印象を持たれるように、大きな声でハキハキと話す。
・表情に気をつけながら、相づちを打つ

面接終了

面接官が「これで終わり〜」といったら面接終了の合図。
面接で上手くいかないと思ってもしっかりと礼儀を持って退出することが大事です。
・起立して、「本日はありがとうございました。」と一礼をする。
・ドアを開けて、面接官の方に一度向き直って、「失礼いたします」と一礼して退出する。
・面接会場(病院・クリニック)を出るまでに、他職員の人とすれ違った場合、軽くお辞儀をする。

転職先の情報収集

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看護師の面接準備は、まずは情報収集から始めましょう。
病院の情報はしっかり調べておくことが基本であり、その転職先の特徴や土地柄で来院が多い患者の特徴などを調べておかないとなぜ、求人に応募したのか?などとの志望理由を聞かれた際にしっかりとした答えにならなくなります。その答えは「なぜ、たくさんある求人からうちを応募したのか?」ということであり面接官が聞きたいことですので重要です。
病院のホームページに書かれていることで十分ですので必ず調べて面接の場で、面接する病院の特徴などを答えられるようにしていくと面接もスムーズに受け答えできます。
また、ホームページをみて疑問に思った点や知りたいことなどは面接で必ずある「何か聞きたいことはありますか?」と聞かれた際に積極的に質問すると良いです。この、”何か聞きたいことはあるか?”に対し質問を用意しておかないとその転職先の面接官に興味がないと思われてしまうことがあります。

これは実際に働く上でも、「仕事に興味を抱いて、わからないことがあったら質問できる人かどうか?」とこれから新しい職場で働く際では必要なことですのでなにかしら質問を用意しておくことがベストです。

情報収集は転職サイトを利用する

一人で転職活動しているとわからない部分や転職先の情報は転職サイトの担当の方が詳しいです。
転職サイトの担当者は面接に成功して転職してほしいので、あらかじめ聞きたい情報なども教えてくれます。転職したい施設のホームページより深い情報が聞けてしまいます。
また、転職サイト側の運営するホームページでも転職先の情報を詳しく書いてあるところも多いので登録してチェックしましょう。
おすすめは『看護のお仕事』と『ナース人材バンク』という看護師専門の転職求人紹介サイトです。
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短期バイト、隠れてバイトをしたいという場合は「MCナースネット」もおすすめです。

私の転職サイトを利用した転職の体験談

私は、1回の転職で合計6人との転職サイトのエージェントと実際に会い、
一緒に面接させていただいて頂いた経験があります。すると、転職サイトの会社に詳しくなるかな?と思ったからです。
ですが、多すぎました。電話ばかり鳴るし、対応も大変でした。
なので、すぐに「対応がはやく、転職に詳しく、押し付けがましくない」2社に絞りました。

それは、先ほどもおすすめした「看護のお仕事」と「ナース人材バンク」です。会社がよいというよりは、エージェントがよかったなぁと思います。
転職サイトを活用する場合は、何社か登録するのが基本です。
転職会社もその方が、他でも検討しているとしれば熱心に対応してくれるという利点もあります。すくなくとも2社は転職サイトに登録してみましょう。

(尚、直接交渉の場合は病院のHPなどで求人募集がよくなされていて人事課の電話番号など記載されています。)

転職サイトがよしあしは担当者次第?

転職サイトのよしあしは”担当者””エージェント”で決まる部分もあります。。

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なぜそう思うのかというと、実際に私が何社か看護師の転職サイトを利用してみて担当者は人間ですからさまざまな人がいました。時間にルーズで連絡がなかなかこなかったり、待ち合わせに遅れてきたり(転職したい時期が合わなくなる)、変に張り切りすぎてたり(面接時に話をもられてしまい面接に合格しても入職しづらかったりします)します。そんなエージェントはばっさりきって他の人にかわって貰うのもありだと思います。看護師は、テキパキした人が多いです。だめだなとおもったら、他の転職サイトまたは同じ転職サイト内で他の人に変わってもらいましょう。

面接でよくある質問

面接で聞かれることとその応答例です。

志望動機

就職したら、そこの施設で看護師として自分自身のしたいことを中心に伝えて下さい。
内科での経験を生かして、新たに外科病棟での経験を積みたかったから
子育てのため病棟での勤務が難しくなったから
病院勤務の経験を生かして、デイケアで働きたい」など自分の経験や興味や関心のエピソードなどもあれば話すとよりよいです。

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前職の退社理由

上司とのトラブル・方針が違ったから・・など相手が悪いような言い方をしては、あなた自身の評価を下げてしまいます。
給与や休日面での条件が合わなくなったから」「新しい経験・勉強を積みたかったから」など変化を求めたことを伝えましょう。

自分の長所、短所

短所も言い方を裏返せば、長所になります。
「内向的」「消極的」→「控えめ」「物静か」
「落ち着きがない」→「いろんなことに興味がある」「行動的」
などいいところがある反面、不注意な部分もあるといった感じの表現が好ましいです。

他人からあなたはどういう人だと言われたことがありますか?

今までに言われたことのある言葉をよい表現にして伝えて下さい。
「ちょっと近づきにくい感じがした」→「クールな印象を与えるけど、冷静沈着な行動ができる人」
「話し好きな人」→「話題豊富な人」
「物静かな感じ」→「話の聞き上手な人」

患者様にどう対応したいか?

看護に対する自分の思いを伝えましょう。
常に優しい気持ちで接していたい」「自分の親に対するように接していきたい」など自分が心がけていることを話して下さい。

いつから働けるか?

はっきりと働き始めることのできる日を伝えましょう。まだ退職日がはっきりしていない場合でも「この日までには退職できるから、この日あたりから可能です」と具体的に答えましょう。

前職ではどんな職務を担当していたか?

病棟での役職や係などがあれば、伝えて下さい。
プリセプターとして、新人教育係をしていた、勉強会の計画を立てていたなどしていた職務を具体的に伝えましょう。

仕事以外に打ち込んでいることはあるか?

仕事熱心なのもいいことですが、仕事のみしか興味がない人を思われてしまうと、評価が下がってしまいます。楽しんでいる趣味のことを話しましょう。
スポーツや芸術系のものなど、なんでもいいです

自己PR、自己紹介をして下さい

自分の意欲をありのままに伝えて下さい。
笑顔が取柄です。今までの経験を生かして、笑顔を絶やさずに新たな職場でも頑張っていきたいです
体力には自信があります。交代勤務でも大丈夫です

心に残っている患者様とのエピソード

自分の経験した中で感じたことを伝えましょう。
手術前夜、不安で眠れなかった患者さんに手を握って『私たちも応援してます。一緒に頑張りましょう』と励ましたところ、術後に『応援してもらえたことがうれしかった』と言ってもらえた
ただ背中をさすっていただけだったけど、手の温かみが痛みを和らげてくれた気がしたと言われた

自分の看護観

自分の思いを伝えましょう。
病気と闘うとき、つらいことも多いと思います。治療方針を考えた上、常に自分だったらどうして欲しいか、自分の家族だったらどうするか・・と相手の思いをくみ取りながら看護をしていきたい
人の生死に関わる責任のある仕事なので、曖昧な行動をせず、何のために何をしているのか考えて行動したい
医療者目線ではなく、医療用語も分かりやすい言葉で説明して、治療に積極的になれるような働きかけをしたい

なぜ看護師を目指したのか?

なんとなく人に勧められて、看護師になった方もいると思います。
ですが、ここでは聞きたいことはどんな看護師を目指しているか?というものでもあるのでしっかり回答できるようします。
自分が病気のとき、誰がそばにいてほしいと思ったので、病気の人を支えられる仕事をしたいと思ったから
誰でもできるような簡単な仕事ではなく、一生続けていけるやりがいのある仕事だと思ったから
このような回答はどんな看護師として目指して働いているかがわかるのでよいです。
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以上が面接時によく聞かれることの一例です。働きたい自分の思いをしっかりと伝えていきましょう」。

当院を志望した理由を聞かせてください。

ホームページやパンフレットからの情報得てここで使いましょう。

・何科で(その科で学びたい意欲など話すとよい)
・規模数(規模数に魅力を感じたら)
・どういう医療を提供しているのか(地域密着や、日本でも有名な病院の特性など)
・どんな勉強したいか?

前職を退職した理由・転職する理由は?

20代で転職の際や、勤務期間がどれも短かったりする場合は必ず聞かれます。
また、同じ理由での転職なっても大丈夫か?など聞かれます。

例 厳しい人がいた 残業が多かった 覚えることが多かった  etc…

嫌になって辞めることも多いと思いますが、正直に話さず面接に受かるためには、、前向きな回答がベストです。キャリアアップややりたい看護について答えましょう。


「まずは大きな病院で、様々な経験を身につけたく、前職に就き基本的な知識を身につけました。しかし、元々興味があった○●(地域密着医療・美容外科・専門に特化した科)の経験をしたく転職を決めました。」
逆パターンもありですね。
「地域に密着した医療に興味がありましたが、私の叔父が去年脳梗塞で倒れたこともあり、脳外科で有名で最新の医療が行われている貴院でぜひ脳外科の看護師として働きたいと思い転職を決めました。」

なぜ転職しようようと思ったか?

この回答も、前向きなキャリアアップややりたい看護について答えましょう。

また、出産や結婚を機に転職する人は履歴書には勿論書いたと思いますがここでも伝えておきましょう。

どんな看護師をめざしているか?

これもほぼ聞かれます。
看護学校時代ぶりの私の看護観ですね。
答えは簡単で良いです。
ただ看護業務をするのではなく、どんな看護観の背景に仕事をするのかでは違ってきますからね。
どんなに、厳しい人でも患者さんに寄り添った看護であれば、その看護についての非難はすくなくなりますしね。笑。

「一人一人に寄り添った看護」

「患者やその家族の立場のたった看護」

「明るく、元気に患者さんと接する看護」

を意識してます。と、簡単でOKです。
また、エピソードも聞かれることもありますので念のため考えておいて下さい。

前職での経験を聞かせてください

前職の経験を生かし、これからの経験していくことに生かせるのか?また、前職でしっかり経験を身につけていて、またこれからも経験身につけていけるのか?が面接官が知りたいポイントです。

前職でどんな経験して、どんな看護して、転職してどんな経験・看護をしたいかを答えましょう。

例 「前職では、手術室で5年経験してきました。そこでは、手術の器械だしや外周りを経験し患者さんが安心して手術を受けれるように、患者の立場たち術前訪問や入室や麻酔導入時の声がけを意識してきました。
貴院では、その経験をいかし、患者の立場にたち安心して医療が受けれるようにしっかり技術・知識をみにつけていきたいと考えてます。」

趣味はありますか?

プライベートと仕事の両立ができているか?
一緒に働く人はやはり明るく仕事をしてくれる人を望んでますので、休みの日はごろごろしてますとか、特に何もしませんだとストレスが溜まった際、ちゃんとストレス解消できるか?などをきかれてます。
鬱病傾向ではないか?も面接で判断する面接官は多いです。

趣味が、スポーツなどなら、プライベートは充実していて鬱病の心配なく活発な人だと認識されますね。

自己紹介をお願いします。

まず、これからスタートすることが多いです。
最初は緊張してると思いますので、自己紹介を予め考えておくだけで落ち着いた面接がスタートできると思います。

・名前
・職務経歴

ここで、職が転々としている場合や、前職との空白の期間があるとここできかれます。
例 ●●です。よろしくお願いします。私は、●●の学校を卒業して○○の病院に入職し、脳外科病棟に配属されました。病室の入れ替わりの激しく、常に急がしい病棟でしたが特有の看護の技術・知識をみにつけました。そのあと、救急医療に興味を抱き転職しました。救急外来の看護師として、様々な症状をもつ救急車などで来院されて入院するまでの看護をしてきました。この度は夫の転勤を機に転職となり地域密着で地域の緊急医療にも力いれている貴院に今までの経験を生かし、働きたいと思い入職希望しています。

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面接当日の注意点・最終確認事項

面接では、面接官は「不快に感じたから不採用」にしているわけではありません。「この応募者をウチの病院(施設)で患者さんの前に出せるかどうか」を判断しています。「私はこちらの病院(施設)の職員として恥ずかしくない振る舞いができます」というプレゼンをすることが大事なのです。

面接時間の注意点

・所要時間から逆算して、何時までに起床(出発)すべきか?
時間に余裕を持つためにも、少なくとも予定時間の5分前には到着しましょう。また場所が分かりにくいこともあります。事前にしっかりと確認しておきしょう。持ち物は指定されたものをビジネスバックに入れて、筆記用具を忘れないようにしましょう。スマホや携帯電話は電源オフにするか、バイブ音のしないマナーモードにしておきましょう。さらに遅刻しそうになったり、場所が分かりにくかったり緊急の場合のためにも相手先の連絡先は控えておきましょう。
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自宅から面接場所までの交通手段所要時間は?

・必ず、面接当日の日の設定で交通機関の時間を確認しておく
・余裕を持って時間を計算して、2本くらい電車に乗り過ごしてもいいように多めに見積もる

iPhoneは、本体サイドの消音スイッチひとつでマナーモードで音がならなくなります。でも、バイブがなるので設定→サウンド→着信音なしで(白色んいなればOK)バイブもならなくなります。
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到着するといきなり面接ということは、まずありません。受付で声をかけて控室に通されることがほとんどです。廊下や患者と同じ待合などで待たされることもあるかもしれませんが、待ち時間にスマホや携帯電話を触りながら待つことは絶対に避けましょう。このときは、持ってきた面接先の資料などをみたりして待つようにしましょう。
以上の点に気をつけながら、面接に挑んで下さい。
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